ご存じYAMAHAの名機NS-10M（通称テンモニ）です。いわゆる「全部のせ！」です。下記ご覧いただければお分かりになると思います。　◎プラグをバナナプラグ&太ケーブル対応ターミナル化（もちろん普通のケーブルでも対応OK）◎ネットワークのコンデンサ(電解・フィルム）交換・内部配線交換◎内部接続部を研磨清掃・はんだを音響用にして再接続・振動防止グルー固め◎背面バスレフポート＋天然ゴムフィラー◎ウーハの白コーンにスピーカー専門ポリマー加工◎ウーハのエッジ柔軟化処理　ここまでやるとどうなるか…。楽器がそこにあるかのような定位、雑味なく艶やかで張りのある音色、見えるような豊かで色彩感ある音像。感動ものになりました。テンモニに慣れている人ほど「あ…！」と絶句だと自負しております（あくまで主観ですが本気）。テンモニ共通の特徴「あたかもFMラジオのサブスタジオにいるようなリアル感」もアップです。正直申し上げて自分用だったので最初から採算度外視でした。◎ウーハのポリマー加工とは、コーン紙の表面に極めて薄い高分子密着被膜を作るもので、一義的にはコーン紙の劣化を防ぎ、本来の白さを取り戻し、湿気や紫外線などからウーハを守るためですが、コーン紙の剛性を高め、音を引き締めて音像をハッキリさせる効果があります。ウーハの表面に若干のツヤがあるのはこのポリマー加工ゆえ。また高分子被膜は極めて薄い被膜であるため質量をほとんど増やすものではなく、音色の方向性そのものに変化はありません。◎背面バスレフ化で、明らかに低音が増強されました。コンデンサ交換とも相まって、重厚かつ華やかな音になります。天然ゴム製のフィラーを付けていますから、元に戻したい場合は装着してください。元通りのかっちりと堅い「いかにもテンモニ」の音に戻ります。◎本体価格＋色々部品代・改造費＋メルカリ手数料＋郵送費込みで、かけた時間を考えると、高コスパ、リーズナブルだと思います。小傷などがないとはいいませんが、私のモットーである「なでなでしたくなるテンモニ」レベルはクリアしています。写真を拡大するなどしてお確かめください。どうぞ本気でテンモニ好きな方に。元箱に入れてお送りします。幅215x高さ382x奥行199mm。【093麻】

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